9月 30, 2011 at 1:29 PM • Posted in 日記No comments yet

外食産業に長く携わってきたので、サービスの立ち居振る舞いには少し見る目が厳しくなってしまいます。
プライベートで外食をしても値段に合ったサービスが受けられないとかなり不満に思ってしまいますし、アンケートなどがあれば思ったことは実名で意見をぶちまけてきます。
反対に気持ちのよいサービスを受けられるとチップをあげたいような気分にもなりますが、確率で言うと10%くらいでしょうか。
とにかく「定型サービス」的なセリフとして発せられる「いらっしゃいませ。
」とか「ありがとうございました。
」が多すぎる。
「サービス」と呼べないレベルの「作業」に留まっている飲食店がなんと多いことか。
注文をとってお料理を出して「以上でよろしいでしょうか?ごゆっくりどうぞ。
」それならば中学生でもできます。
ファミリーレストランならいざ知らず、客単価が5,000円を超えるような店でこれをやられるとなんだか損をした気分になってしまうのです。
職業病でしょうか。
自分の会社の従業員さんはというと、頑張ってはいますが似たようなことがおこっているのかも。
昨日、仕事で移動中に非常に印象的な出来事がありました。
街中で信号待ちをしている時に何気なく角の和菓子屋さんに目をやると、従業員さんがお客様をお見送りしていました。
制服を着た年配の女性がお店の玄関前で商品の入った袋をお渡しして、お客様がそれを受け取ります。
車に戻っていくお客様が背を向けた瞬間に、その従業員さんがお辞儀をされていました。
足を揃え、手を体の前で組んで上半身をきちっと傾ける非常に上品なお辞儀でした。
たっぷりと時間をおいて上体を起こし、お客様の車が駐車場を出られる時にまた一礼。
そのしぐさと表情に心からの感謝が表れているような本当にきれいなお辞儀でした。
ほんの1分ぐらいですがなんだか感動的な心の温まる出来事でした。
心からのおもてなしは必ずお客様の心を打ちます。
お客様に心地よくお食事して頂くため働きそれを喜びとできる従業員教育。
それが我々の究極の使命といったところでしょうか。
うーん、難しい。
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